日頃、インターネットを使っておられるでしょうか。
何かを調べようとするときに、インターネットで調べるケースは多いのではないかと思います。
見込顧客も同じです。何か知りたい事があるときは、きっと検索していることでしょう。
その時に自社のホームページが検索結果のページの上位に表示されたら、いいと思いませんか?
ある調査では、検索順位が1位と2位では、クリック率は約半減。
2位と3位でもクリック率約半減。
つまり、検索されたときにトップページに表示されることは必須として、
少しでも上位表示されることが自社を知ってもらうことにつながる、
つまり自社にとってチャンスになるということです。
そのホームページの検索順位アップに一緒に取り組んできた会社様がおられます。
地道な取り組みを継続することで、少しずつ検索順位がアップ。
トップページに表示されるようになって以降のその後の順位アップは緩やかになり
なかなか順位が上がらなかったのですが、
先日、久々に順位アップし、もう嬉しくて嬉しくて、日曜日だったのですが、
その会社様にメールを連投してしまいました…。
(お休みの日にすみませんでした…)
さて、稲盛和夫さんの書籍で以下のようなエピソードを読んだ事があります。
何かというと、創業時の若い頃の開発のエピソードだったと思います
ある開発が一歩前進したときに稲盛さんが「やったー!」と飛び上がって大喜び。
それを見ていた社内メンバーの一人が
「そんな事くらいでいちいち飛び上がって喜ぶのか?」
と冷ややかな言葉を浴びせてきた。そんなお話でした。
(確か、自燃性、可燃性、不燃性というお話だったと記憶しています)
稲盛さんはこの件について、一つの事を全力で喜べない人に、
継続して成果が出せるのか?という疑問を呈しておられました。
一つの「小さな成果」を全力で喜び合う。正しい方向に向かっている事を確認し合う。
それが次の行動の原動力になります。
成果を出すのは楽しい!という意欲にもつながります。
多くの場合、目に見える成果を出すまでには時間がかかります。
だから、メンバーが継続して行動できるようにするためには、
成果に至るプロセスを細かいステップに細分化し、一つ一つのステップの
「小さな成果」を確認することがとても重要です。
そして、正しい方向に向かっているかどうか。
「小さな成果」や「小さな変化」に気づくためには、感覚論で仕事をするのではなく
数値を計測して把握する事がポイントです。
数値計測する事によって初めて、客観的に変化を把握できるためです。
逆に言うと、計測がないところに、再現性のある改善は見込めません。
今回、検索順位アップに気づけたのは、担当者の方が数値データを毎月、
送ってくださっているためです。
継続してきちんと仕事してくださっている担当者さんに感謝です。