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お金が回るかどうか?チェックする一番カンタンな方法は? 

 

先日、大阪産業創造館で「会社のお金の基本」 と題して、

お金のブロックパズルのセミナーを させていただきました。 

 

そこで、さまざまな「お金のブロックパズル」 

=さまざまな「会社のお金の状態」について、お話したところ 

 

セミナー終了後に、ある方からこんなご質問をいただきました。

 

「会社員です。 『キャッシュフロー上、赤字な会社は多い』 

 というお話でした。 なぜ多くの経営者はそんな経営をするのですか? 

 危険ですよね?」 

 

ごもっともなご質問です。 

 

なぜ、キャッシュフロー上、赤字な会社が多いのか? 

もちろん、黒字にしたくても難しい。 そんな会社もあるでしょう。 

 

ただ、経営者の方々とお話していて思うこと。 

 

それは、キャッシュフロー上の赤字に気づいていないケースが

圧倒的に多いということです。 

 

「今期は、キャッシュフロー上赤字でよい」と思って、 

計画的にされていることなら、何の問題もないです。 

 

そうではなくて、手元キャッシュ減少に気づいていない。 

あるいは、さほど、気に留めていない経営者が多いのではないでしょうか。 

 

そして、キャッシュの水準がかなり低下して 

資金繰りが悪化してから、その状態に気づく。 

 

早めにわかっていれば、早めに金融機関に相談するなど

対策が打てたものを、キャッシュの減少に気づくのが遅いと、

それだけ取りうる手立ても減っていきます。 

 

だから、会社のお金の流れの全体像を把握し、

今期の利益の着地見通しはどうなのか? 

 

半年後の手元キャッシュの水準はどうなのか 

毎月、継続して、見通しを立てることが極めて重要なのです。 

 

そして、見通しを立てるときには 

「何とかなるだろう」ではなく 

 

悲観的に見積もって、具体的な対策立案に早めに動くことが

とても重要です。 

 

また、困ったときに金融機関になんて説明すればよいかわからない。 

だから、相談もしにくい。そんな方もおられるようです。 

 

お金を借りている金融機関は敵ではないはずです。 

誠意ある態度で、具体的な根拠ある数字をもとに相談すれば、

まったく話を聞いてくれないようなことはないでしょう。 

 

なので、まず必要なことは 

 

・自社の経営状態を正しく把握すること 

・そして、今後の見通しを立てること 

 

この2点が必要です。 

 

今年から来年にかけて、多くの企業でゼロゼロ融資の返済が始まります。 

ゼロゼロ融資の返済が始まっても自社の資金繰りは回るのかどうか? 

をまずはご確認ください。 

 

資金繰りが回るかどうかの簡単な確認方法は 

当期純利益+減価償却費の金額が 

年間の返済額を上回っているかどうか?です。 

 

当期純利益+減価償却費 ≧ 年間の返済額

 

そして、資金繰り的に厳しそうであれば 

早めに顧問税理士さんや取引金融機関にご相談ください。 

 

あるいは、まずは、自社の経営状態を正しく把握したいという

場合には、「脱ドンブリ経営実践セミナー」にご参加ください。↓ 

毎月、1on1で開催していますので、個別にご質問いただいたり、

ご要望に合わせた内容での実施が可能です。 

 

また、お知り合いの会社様で、お困りの方がいらっしゃいましたら、 

ぜひ「脱ドンブリ経営実践セミナー」をご紹介ください。↓